ますい’s diary

子育てと趣味(自転車、酒、書評)など、書けたらいいな。

ストライダーではなく、Decathlon B'Twin Run Ride 900 を選んだわけ

 2歳半になった長男にデカトロンのバランスバイクを与え、半年たったのでレビューしたいと思う。ただその前に、なぜDecathlon B'Twin Run Ride 900 を選んだのか、選考プロセスを書きたいと思う。

f:id:old_masui:20201017215409j:plain

 ※写真はDecathlon日本 公式サイトより。

キッズ向バランス練習用12インチ自転車 Run Ride 900 | デカトロン日本公式オンラインストア
 

 バランスバイク(キックバイク? ランニングバイク? ペダルなしバイク?)を検討する際には、価格帯、そしてストライダーか否か、この2点に論点が絞られる。

 キックスバイクをネットで探せば、4,000円からあり、5,000円~10,000円がボリュームゾーンであろう。デザインから、ブレーキの有り無し、将来ペダルを取り付けるモデルまで、いろいろな選択肢がある。

 それに対して、ストライダーはクラシックモデル11,990 円(税込)、スポーツモデル14,850 円(税込)、プロモデル(アルミ製)22,550 円である(※2020.10月現在)。

  しょせんこどものおもちゃでしょ派、倹約家は、Amazon楽天で気に入ったデザインのものを選べばよい。多少作りが悪かろうが、車重があろうが、これだけシンプルな構造の乗り物であるからして些末事である。公園で少し遊ぶだけの、練習用バイクとしては、5,000円でも十分である。安全性について言えば製品の差ではなく、遊ぶ場所と親の面倒見の差である。ストライダー乗りの親からは、ストライダーのパチモンと揶揄されることはあるだろうが、知ったこっちゃない。

 一方、メジャー・安定志向であれば、バランスバイクとしてもっともメジャーなストライダーが第一選択しとなる。もちろん、ストライダカップに参加したいという都会在住の方はストライダー一択だ。

 そして、価格帯としてはストライダーでも全く問題ないが、メジャーなストライダーが嫌であるというひねくれ層。ストライダーなんぞ新興メーカーではなく、ちゃんとしたスポーツサイクルメーカー品を所望する、サイクリスト層がいるだろう。

 かく言う私がそうだ。ストライダーを購入したくなかった理由は、
   1.メジャー品が嫌いというひねくれ根性。
   2.タイヤがEVA樹脂であること。
   3.ブレーキがない。
   4.フレームがいまいち好みでない。
   5.それなのに、そこそこ高い。
 この5点である。

 いっぱしのサイクリストとして、やはりタイヤはゴムが良い。そして、ちゃんとした自転車メーカーの自転車を買い与えたいというエゴがある。
 スポーツサイクルメーカーのバランスバイクの選択肢としては、GIANT、Cannondale、GT、Specialized、TREK、SCOTT、NESTなどなどが、展開しており、16,000~30,000円↑ である。まぁ、この価格帯のバイクをお探しの方は、写真と価格がどこかのサイトでまとめられていると思うので、ぐぐってください。

 20,000円を超すと、なかなか妻の理解を得るのが大変かもしれないが、16,000円~18,000円のモデルであれば、安全性がどうのこうの、つくりが違うだの、ストライダーにゴムタイヤをつけた金額と大差ない、むしろ安い!とかなんとか説得できるのではないだろうか。

 

 まぁ、私は妻の説得に失敗したのだが。価格の問題もあるが、色や形も妻の気に召さなかったようである。確かにGIANTの色合いは攻めすぎているし、TREKはぐにゃってる。

 そして、妻の提示価格は10,000円ちょっと(ストライダーのクラシックモデルと同等程度)とのこと。この価格の中でどこまでこだわりをいれるかが勝負所である。

 

 一番最初に検討したのはKTM(同じくHusqvarna)のKTM キッズラジカルトレーニングバイク ¥14,626円(税別)。
 ゴムタイヤ、ハンドルガード、ゼッケン、なによりカッコいい、一目でKTMとわかるオレンジ!! いや、これも予算オーバーなのだが。 ぐぐると、詳細なレビューをしているブログがあるので、ぜひとも読んでみることをお勧めします。

 

 そして、次に発見したのが、Decathlon B'Twin Run Ride 900 ¥10,900円(税込)である。
 正直、Decathlon は自転車メーカーとしては、2流~3流(※注 私見です、ごめんなさい。Run Ride 900はめちゃ褒めてるので、許して!!)なのだが、アウトドア用品としては以前利用したことあり、高コスパであると、信頼があった。
 なにより、¥10,900円(税込)でゴムタイヤ、アルミフレーム!! コスパ抜群である。

 

 対抗では、SPARKY ¥9,980円(税込) も考慮にあった。

 ゴムタイヤ、ブレーキ有り、スタンド、販売店が日本(生産は中国)であること、ネットの口コミも多数あり、6色展開、まぁまぁ好評。
 Decathlonと比べると、フレームがハイテンであることがマイナス。あと、スタンドはいらんのではと思う。

 

 最終的にDecathlonで購入を決めたのは、Decathlonで買ってみたかったからだ。フランスからやってきた高コスパでおしゃれなアウトドアメーカー、それがDecathlon。私の勝手なブランドイメージである。
 あとは、1件だけ、先行レビューがあったのだが、べた褒めであったので。1000件の★4より、1件の★5を信用してしまう心理現象があったかと思うが、それです、まさに。

 

 では、本題のDecathlon B'Twin Run Ride 900のレビューへと思いましたが、さすがに長くなり過ぎたので、肝心のレビューはページ別けます。

 では、また。

old-masui.hatenablog.com