ますい’s diary

子育てと趣味(自転車、酒、書評)など、書けたらいいな。

セルフカットのススメ

セルフカットを初めて、2年ほどたった。
思いのほか良かったので、セルフカットのススメを書きたい。

 少年期から床屋が苦手であった。床屋でなんとオーダーしてよいのか分からない。結果、へんな髪形にされる。それなのに、お金を取られる。仕上がりイメージが私の中にないため、今と違う髪型、つまりカットされれば、それは違和感を感じるであろう。正しくオーダーをしていない私が悪い。そうと分かっていても、私に美的センスやこだわりがないし、雑誌の切り抜きを持っていく勇気もない。少年とは自意識過剰であり、変なプライドの塊である。

 社会人になってからは、巷に1,000円カットの店が増えてきたので、上記のようなストレスもだいぶ少なくなった。それでも、オーダーするのがいやで、限界まで伸びきって、みすぼらしくなってから床屋へ行った。

 転機は息子が生まれて、息子の髪を切る必要が生まれたことだ。今の子は小さな子でも美容院にいって、パッチリ決めてもらう子も多いが、まぁ、うちの子には不要であろう。遺伝子半分オレのだし。私も小学生までは父にカットしてもらっていたし。
 ということで、やる気満々でamazonでレビューの良さそうな、高級ハサミを購入した。セルフカットも視野に入れて。

 息子のカットは、嫌がるのをなだめながらカットするので、なかなか上出来とは言えないが、ひどくはない仕上がりである。
 セルフカットも最初は、前髪や耳周りを短くし、全体を鋤いて、床屋スパンを長くする目的であったが、思いのほか仕上がりが悪くない。後に、ツーブロックならバリカン買えば、脱床屋できるよねってことで、追加購入。

 ちょっと長いかなと思ったら、気軽にカットできる。床屋は3か月スパンであったが、セルフカットなら1か月スパンでちょこっと切るを繰り返してる。セルフカットならコスト0円である。仕上がりがなんとなく微妙であったら、また切ればいい。このラフさが自分に合った。
 それに、自分でやれば、どんなに変になっても、納得せざるを得ない。自分の責任である。そう、自分でやれば、すべて自分の責任であり、無用に他人を責める必要はなくなる。人を責めたくなったら、それは、自分でやるべきなのである。

 ちなみに私の髪型はサイドのみのツーブロックであるが、これがセルフカットと相性が良い。サイドはバリカンで刈り上げることで、耳周りの処理が刈り上げ部分の上から下した髪のみとなるため、素人でも難しくない。三面鏡なんぞ持っていないので、後ろは自分では見えないが、まぁ雰囲気でカットしても、なんとなく問題ない(と私は思っている)。実際にセルフカット始める方は、YouTubeで10分勉強すれば、完璧である。

 みなさんも、セルフカットを初めてはいかがか。